平面内で構造物が静止しているためのつり合い条件として正しいものはどれか。
- ①水平・鉛直の力とモーメントが全て0
- ②水平と鉛直の力の合計だけが0
- ③鉛直の力とモーメントの合計だけが0
- ④水平の力とモーメントの合計だけが0
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平面内でのつり合い条件は3つです。水平方向の力の合計、鉛直方向の力の合計、そしてモーメント(=物体を回転させようとする働き)の合計が、いずれも0になることです。
力の合計が0でも、モーメントが残っていれば物体は回転してしまいます。だから3つ目の条件が必要です。この3条件が、構造力学のすべての計算の出発点になります。反力を求めるときは、まず全体を1つの物体とみなして3つの式を立てます。未知数が3つ以下なら、この3式だけで解けます。これが静定構造です。未知数が4つ以上ある不静定構造では、変形の条件を追加しないと解けません。1級では不静定構造も扱いますが、土台はこの3条件です。
(根拠:構造力学における静力学的つり合い条件)
他の選択肢について
・力の2成分だけ:モーメントの条件が欠けており、回転を止められません。
・モーメントと水平成分だけ:鉛直方向の条件が欠けており、上下に動いてしまいます。
・鉛直成分とモーメントだけ:水平方向の条件が欠けており、横滑りを止められません。