2026年版・3-5

河川護岸・根固工・水制工の一問一答

1級土木施工管理技士「専門土木」から、河川護岸・根固工・水制工に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

全10問/解説つき・基本無料

アプリ形式で解く(全950問) 専門土木の要点解説を読む
問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問13-5

河川護岸を構成する各工の役割に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

  • ①法覆工は、河床の洗掘を防ぐために河床に設ける工である。
  • ②根固工は、堤防の法面を流水から保護する工である。
  • ③小口止工は、護岸の中央部に設けて表面を保護する工である。
  • ④基礎工は、法覆工を支えるとともに洗掘から守る工である。
答えと解説を見る
正解 ④基礎工は、法覆工を支えるとともに洗掘から守る工である。
解説
護岸は複数の工の組合せでできており、それぞれ守る場所が決まっています。上から順に整理すると理解しやすくなります。
法覆工は、堤防や河岸の法面そのものを覆って流水から守る、護岸の主役にあたる部分です。その法覆工を下から支え、河床側からの洗掘によって足元がすくわれないようにするのが基礎工(法留工)です。護岸が壊れるときは、まず足元の土砂が流されて基礎が浮き、そこから法覆工が崩れていくため、基礎工が受け持つ役割は非常に重要です。
その基礎工の前面の河床をさらに守るのが根固工で、河床の洗掘そのものを抑えます。護岸の上下流の端部は流れが集中して壊れやすいため、小口止工とすりつけ工で保護します。低水護岸では、天端の裏側が流水で回り込んで洗掘されないよう天端工・天端保護工を設けます。
このように「法面は法覆工、足元は基礎工、河床は根固工、端部は小口止工」と役割を対応させて覚えると、選択肢の入替えに惑わされません。
(根拠:護岸の構造に関する一般的な設計・施工の考え方によります)

他の選択肢が不適切な理由
「法覆工は、河床の洗掘を防ぐために河床に設ける工である。」は誤りで、それは根固工の役割です。法覆工は法面を覆う工です。
「根固工は、堤防の法面を流水から保護する工である。」も誤りで、法面を保護するのは法覆工です。
「小口止工は、護岸の中央部に設けて表面を保護する工である。」も誤りで、小口止工は護岸の上下流の端部に設けます。
問23-5

複断面河川における護岸の種類に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

  • ①低水護岸は、高水敷より上の堤防の表法面を保護する工である。
  • ②高水護岸は、高水敷より上の堤防の表法面を保護する工である。
  • ③低水護岸には、天端工を設けてはならないと定められている。
  • ④堤防護岸は、複断面の河川においてのみ用いられる工である。
答えと解説を見る
正解 ②高水護岸は、高水敷より上の堤防の表法面を保護する工である。
解説
複断面河川とは、ふだん水が流れている低水路と、洪水時だけ水に浸かる高水敷の二段構えになっている河川です。護岸はこの断面のどこを守るかによって呼び名が変わります。
低水護岸は、ふだん水が流れている低水路の河岸を守る護岸です。高水護岸は、高水敷より上、すなわち洪水時に水があたる堤防の表法面を守る護岸です。名前のとおり、高水(洪水)の水位に対応する部分を守るのが高水護岸、低水路に接する部分を守るのが低水護岸、と対応させれば取り違えません。
低水護岸には、天端工・天端保護工を設けるのが一般的です。低水護岸は高水敷の途中で天端が終わるため、洪水時に水が天端を越えて裏側へ回り込み、背後の土を洗い流してしまうおそれがあるからです。設けてはならないというのは誤りです。
また、高水敷のない単断面の河川では、堤防の表法面を全体にわたって覆う堤防護岸が用いられます。
(根拠:護岸の構造に関する一般的な設計・施工の考え方によります)

他の選択肢が不適切な理由
「低水護岸は、高水敷より上の堤防の表法面を保護する工である。」は誤りで、低水護岸が守るのは低水路の河岸です。
「低水護岸には、天端工を設けてはならないと定められている。」も誤りで、天端の裏側の洗掘を防ぐため天端工・天端保護工を設けます。
「堤防護岸は、複断面の河川においてのみ用いられる工である。」も誤りで、堤防護岸は高水敷のない単断面の河川で用いられます。
問33-5

低水護岸の天端工・天端保護工に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

  • ①低水護岸の裏側が流水によって洗掘されるのを防ぐ工である。
  • ②低水護岸の基礎を、河床の洗掘から守るための工である。
  • ③護岸の上下流端に設けて、端部を保護するための工である。
  • ④高水敷の表面を舗装して、利用しやすくするための工である。
答えと解説を見る
正解 ①低水護岸の裏側が流水によって洗掘されるのを防ぐ工である。
解説
低水護岸は、ふだん水が流れている低水路の河岸を守る護岸で、その上端(天端)は高水敷の高さで終わります。
ここに弱点があります。洪水になって水位が高水敷より上まで上がると、水は低水護岸の天端を越えて高水敷の上を流れます。このとき、護岸の天端の背後にある土が流水にさらされ、洗い流されてしまいます。背後の土がなくなると護岸は後ろから支えを失い、倒れて破壊されます。低水護岸の被災は、正面から壊れるよりも、この背面からの洗掘によって起こることが多いのです。
そこで、天端の部分をコンクリートやブロックで覆う天端工と、その背後の高水敷側を保護する天端保護工を設け、水が回り込んでも土が流されないようにします。護岸を守るためには前面だけでなく裏側も守る必要がある、という考え方です。
なお、基礎を河床の洗掘から守るのは根固工、上下流の端部を守るのは小口止工とすりつけ工であり、それぞれ役割が異なります。
(根拠:護岸の構造に関する一般的な設計・施工の考え方によります)

他の選択肢が不適切な理由
「低水護岸の基礎を、河床の洗掘から守るための工である。」は誤りで、それは根固工の役割です。
「護岸の上下流端に設けて、端部を保護するための工である。」も誤りで、それは小口止工やすりつけ工の役割です。
「高水敷の表面を舗装して、利用しやすくするための工である。」も誤りで、天端工・天端保護工は洗掘を防ぐための工です。
問43-5

護岸の基礎工(法留工)に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

  • ①基礎工の天端高は、計画高水位を基準として定めるものである。
  • ②基礎工は、根固工の上に載せて設置するのが原則である。
  • ③基礎工の天端高は、洗掘に対して河床の低下を考慮して定める。
  • ④基礎工は、護岸の天端部に設けて雨水の浸入を防ぐ工である。
答えと解説を見る
正解 ③基礎工の天端高は、洗掘に対して河床の低下を考慮して定める。
解説
基礎工(法留工)は、法覆工の一番下を受け止める土台であり、護岸全体の安定を左右する部分です。
設計で最も大切なのは、その天端をどの高さに置くかです。洪水のたびに河床は削られて低くなることがあり、もし基礎工の天端が将来の河床より高い位置にあると、足元の土が流されて基礎が宙に浮き、上に載っている法覆工ごと崩れ落ちてしまいます。そこで基礎工の天端高は、現況の河床高と計画河床高を比べて低いほうを基準としたうえで、洪水による河床低下(洗掘)を見込んだ深さに設定します。基準になるのは水位ではなく河床である、という点が要点です。
あわせて、基礎工の前面には根固工を設けて河床そのものの洗掘を抑えます。根固工は基礎工の上に載せるのではなく、基礎工の前面の河床に敷き並べ、両者の間に空隙が生じないよう接続します。
(根拠:護岸の構造に関する一般的な設計・施工の考え方によります)

他の選択肢が不適切な理由
「基礎工の天端高は、計画高水位を基準として定めるものである。」は誤りで、基準となるのは水位ではなく河床の高さです。
「基礎工は、根固工の上に載せて設置するのが原則である。」も誤りで、根固工は基礎工の前面の河床に設けます。
「基礎工は、護岸の天端部に設けて雨水の浸入を防ぐ工である。」も誤りで、基礎工は護岸の最下部に設ける工です。
問53-5

護岸の根固工に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

  • ①河床の変化に追随しないよう、剛な一体構造とするのがよい。
  • ②河床の変化に追随できるよう、屈とう性のある構造とする。
  • ③施工性を優先し、できるだけ軽量な部材を用いるのがよい。
  • ④基礎工との間には、あらかじめ空隙を設けておくのがよい。
答えと解説を見る
正解 ②河床の変化に追随できるよう、屈とう性のある構造とする。
解説
根固工は、基礎工の前面の河床に設けて洗掘を防ぐ工です。異形コンクリートブロック、捨石、じゃかご、沈床などが用いられます。
この工に求められる第一の性質が屈とう性です。屈とう性とは、地形の変化に合わせて全体の形をしなやかに変えられる性質のことです。河床は洪水のたびに削られたり埋まったりして変化します。もし根固工が硬い一枚板のような剛な構造だと、下の河床が削られたときに宙に浮いた状態(空洞)ができ、支えを失って割れたり傾いたりして機能を失います。ブロックを個々に敷き並べた構造や、石を詰めたかご状の構造であれば、河床が下がってもブロックが沈み込んで追随し、河床を覆い続けられます。
第二に必要なのが、流水で流されない重さです。軽い部材では洪水時に移動してしまうため、設計流速に応じた所要重量を確保します。また基礎工との接続部に空隙があると、そこから吸い出しが起きて洗掘の起点になるため、空隙を生じさせないようにします。
(根拠:護岸の構造に関する一般的な設計・施工の考え方によります)

他の選択肢が不適切な理由
「河床の変化に追随しないよう、剛な一体構造とするのがよい。」は誤りで、河床が低下したときに空洞が生じて破壊されます。
「施工性を優先し、できるだけ軽量な部材を用いるのがよい。」も誤りで、根固工には設計流速に応じた所要重量が必要であり、軽い部材は洪水時に流失します。
「基礎工との間には、あらかじめ空隙を設けておくのがよい。」も誤りで、空隙は土砂の吸い出しと洗掘の原因になります。
問63-5

護岸の根固工と基礎工の関係に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

  • ①根固工は、基礎工の前面の河床を保護する役割をもつ。
  • ②根固工と基礎工の接続部には、空隙を生じさせないようにする。
  • ③根固工が流失すると、基礎工が洗掘を受けやすくなる。
  • ④根固工は、河床が低下しない区間にのみ設ける工である。
答えと解説を見る
正解 ④根固工は、河床が低下しない区間にのみ設ける工である。
解説
根固工と基礎工は、護岸の足元を守るための組合せとして働きます。役割の分担を押さえておくと、両者の関係が理解できます。
基礎工は法覆工を支える土台であり、根固工はその基礎工の前面の河床に敷き並べて、河床そのものが削られるのを防ぎます。つまり根固工は基礎工の前衛にあたり、根固工が健全であるかぎり基礎工の足元は守られます。逆に、洪水で根固工のブロックが流失すると、その部分の河床から洗掘が始まり、やがて基礎工が浮き上がって護岸全体の崩壊につながります。
ここから分かるとおり、根固工が必要になるのはまさに河床が低下するおそれのある区間です。河床が低下しない区間にのみ設けるという記述は、目的とまったく逆であり誤りです。流速が速い区間、水衝部、河床材料が細かく流されやすい区間などでこそ根固工が求められます。
また、基礎工と根固工の接続部に空隙が残ると、そこから背後の土砂が吸い出されて洗掘の起点になるため、密着させて施工します。
(根拠:護岸の構造に関する一般的な設計・施工の考え方によります)

他の選択肢が不適切な理由
「根固工は、基礎工の前面の河床を保護する役割をもつ。」は正しく、根固工の基本的な役割そのものです。
「根固工と基礎工の接続部には、空隙を生じさせないようにする。」も正しく、空隙は土砂の吸い出しを招きます。
「根固工が流失すると、基礎工が洗掘を受けやすくなる。」も正しく、根固工の流失は護岸の崩壊につながる前兆です。
問73-5

護岸の法覆工に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

  • ①法勾配が急な場合でも、必ずブロック張工を用いるものとする。
  • ②法覆工は、河床の洗掘を防ぐために河床に設ける工である。
  • ③緩やかな法勾配では、コンクリートブロック張工が用いられる。
  • ④法覆工には、屈とう性のない材料だけを用いるものとする。
答えと解説を見る
正解 ③緩やかな法勾配では、コンクリートブロック張工が用いられる。
解説
法覆工は、堤防や河岸の法面を覆って流水から守る護岸の主体部分です。どの型式を選ぶかは、法面の勾配、流速、河川環境などから判断します。
法勾配が緩やかな場合には、コンクリートブロック張工や連結ブロック張工、石張工などの張り工が用いられます。これらは法面に沿ってブロックを敷き並べる構造なので、勾配が緩いほど安定して施工でき、経済的です。連結ブロックのように個々のブロックがつながった構造には屈とう性があり、法面がわずかに変形しても追随できるという利点があります。
一方、法勾配が急になると、張り工では自重で滑り落ちるおそれがあるため、コンクリート擁壁や矢板護岸のように、土圧に抵抗できる構造を選びます。つまり、勾配が急な場合でも必ずブロック張工を用いるということはありません。
また近年は、多自然川づくりの観点から、植生の回復や生物の生息に配慮した型式(覆土可能な構造、空隙のある構造など)も選択されます。
(根拠:護岸の構造に関する一般的な設計・施工の考え方によります)

他の選択肢が不適切な理由
「法勾配が急な場合でも、必ずブロック張工を用いるものとする。」は誤りで、急勾配では擁壁など別の型式を選びます。
「法覆工は、河床の洗掘を防ぐために河床に設ける工である。」も誤りで、河床の洗掘を防ぐのは根固工です。
「法覆工には、屈とう性のない材料だけを用いるものとする。」も誤りで、変形に追随できる屈とう性のある型式も広く用いられます。
問83-5

河川の水制工に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

  • ①流水の方向を変えて、河岸や堤防を流勢から守る工である。
  • ②堤防の天端に設けて、越水を防ぐための構造物である。
  • ③河床に土砂が堆積するのを防ぐために設ける工である。
  • ④護岸の裏側に設けて、浸透してきた水を排除するための工である。
答えと解説を見る
正解 ①流水の方向を変えて、河岸や堤防を流勢から守る工である。
解説
水制工は、河岸から川の中へ向かって突き出すように設ける構造物です。護岸が河岸の表面を鎧のように覆って直接守るのに対し、水制は流れそのものに働きかけて守るという点に特徴があります。
川の中に障害物を置くと、流れはそれを避けるように向きを変え、河岸から遠ざかります。同時に、水制の間では流速が落ちます。この二つの働きによって、河岸や堤防に直接あたる流れの勢い(流勢)が弱まり、洗掘を防げます。流速が落ちた水制の間には土砂が堆積し、河岸が自然に前へ出て安定していくという効果も期待できます。したがって、土砂の堆積を防ぐための工ではありません。
近年は、水制の間にできる緩流部が魚のすみかや水生生物の生息場所になることから、多自然川づくりの手法としても用いられています。
(根拠:水制工に関する一般的な設計・施工の考え方によります)

他の選択肢が不適切な理由
「堤防の天端に設けて、越水を防ぐための構造物である。」は誤りで、水制は河岸から川の中へ突き出して設ける工です。
「河床に土砂が堆積するのを防ぐために設ける工である。」も誤りで、水制はむしろ流速を落として土砂の堆積を促します。
「護岸の裏側に設けて、浸透してきた水を排除するための工である。」も誤りで、それはドレーン工など排水を目的とする工の説明です。
問93-5

水制工の型式に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

  • ①透過水制は、流水を完全に遮って流路を変える型式のことである。
  • ②不透過水制は、水を通して流速を弱める型式のことである。
  • ③透過水制は、水を通しながら流速を弱める型式のことである。
  • ④杭出し水制は、代表的な不透過水制の一つに当たる。
答えと解説を見る
正解 ③透過水制は、水を通しながら流速を弱める型式のことである。
解説
水制は、水を通すか通さないかによって透過水制と不透過水制に分けられます。名前がそのまま性質を表しているので、言葉から考えれば取り違えません。
透過水制は、杭を並べた杭出し水制や、木の枝を束ねた粗朶水制のように、すき間があって水が通り抜けられる構造です。流れを完全にはさえぎらず、通り抜けるときの抵抗で流速を落とします。急に流れをせき止めないため、水制の先端や周辺の洗掘が比較的小さく、また落ちた流速によって土砂が堆積しやすいという特徴があります。緩やかに川を変えていく手法といえます。
不透過水制は、コンクリートブロックや石積みで水を通さない壁のようにつくる構造です。流れの向きを強制的に変える力が大きい反面、水制の先端付近では流れが集中して激しい洗掘が生じるため、先端部の保護が欠かせません。
流勢が強く確実に流向を変えたい場所には不透過水制、流速を和らげて堆積を促したい場所には透過水制、と使い分けます。
(根拠:水制工に関する一般的な設計・施工の考え方によります)

他の選択肢が不適切な理由
「透過水制は、流水を完全に遮って流路を変える型式のことである。」は誤りで、完全に遮るのは不透過水制です。
「不透過水制は、水を通して流速を弱める型式のことである。」も誤りで、水を通すのは透過水制です。
「杭出し水制は、代表的な不透過水制の一つに当たる。」も誤りで、杭出し水制は透過水制の代表例です。
問103-5

河川護岸の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

  • ①法覆工の施工は、法面の下部から上部へ向かって進める。
  • ②すりつけ工は、護岸の中央部を補強するために設ける。
  • ③施工は、出水期を避けた時期に行うのが原則である。
  • ④小口止工は、護岸の上下流端に設けて端部を保護する。
答えと解説を見る
正解 ②すりつけ工は、護岸の中央部を補強するために設ける。
解説
護岸で最も壊れやすいのは、実は中央部ではなく上下流の端部です。護岸が終わって守られていない自然の河岸に切り替わる境目では、流れが乱れて渦を巻き、そこから集中的に削られていきます。端部が削られると、そこを起点に護岸が順に引きはがされていくため、端部の処理が護岸全体の寿命を決めるといわれます。
すりつけ工は、この境目をなだらかにつなぐために護岸の上下流端に設ける工です。柔軟性のあるかご工や捨石などを用いて、護岸から自然河岸へ段差なく移行させ、流れの乱れを小さくします。あわせて、護岸の端部そのものを保護するために小口止工を設けます。したがって「護岸の中央部を補強する」という記述は、設ける位置も目的も誤りです。
施工上の注意としては、法覆工は法面の下部から上部へ向かって積み上げていくこと、また河川内の工事は出水期を避けた時期に計画し、やむを得ず出水期にかかる場合は仮締切や退避の計画を立てることが挙げられます。
(根拠:護岸の施工に関する一般的な設計・施工の考え方によります)

他の選択肢が不適切な理由
「法覆工の施工は、法面の下部から上部へ向かって進める。」は正しく、下から順に積み上げることで安定して施工できます。
「施工は、出水期を避けた時期に行うのが原則である。」も正しく、施工中の構造物や仮設備の流失を防ぐためです。
「小口止工は、護岸の上下流端に設けて端部を保護する。」も正しく、最も被災しやすい端部を守る工です。

1級土木施工管理技士の対策問題(全950問)に戻る

※本ページは非公式の資格試験対策ページであり、一般財団法人 全国建設研修センターおよびその他の主催団体とは一切関係ありません。

※本ページでは、アクセス解析(Googleアナリティクス)と、広告の配信・成果の計測(A8.net)のためにCookie等を利用し、閲覧に関する情報をGoogle LLC・株式会社ファンコミュニケーションズへ送信しています。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

【PR】