問13-5
河川護岸を構成する各工の役割に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
- ①法覆工は、河床の洗掘を防ぐために河床に設ける工である。
- ②根固工は、堤防の法面を流水から保護する工である。
- ③小口止工は、護岸の中央部に設けて表面を保護する工である。
- ④基礎工は、法覆工を支えるとともに洗掘から守る工である。
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正解
④基礎工は、法覆工を支えるとともに洗掘から守る工である。
解説
護岸は複数の工の組合せでできており、それぞれ守る場所が決まっています。上から順に整理すると理解しやすくなります。
法覆工は、堤防や河岸の法面そのものを覆って流水から守る、護岸の主役にあたる部分です。その法覆工を下から支え、河床側からの洗掘によって足元がすくわれないようにするのが基礎工(法留工)です。護岸が壊れるときは、まず足元の土砂が流されて基礎が浮き、そこから法覆工が崩れていくため、基礎工が受け持つ役割は非常に重要です。
その基礎工の前面の河床をさらに守るのが根固工で、河床の洗掘そのものを抑えます。護岸の上下流の端部は流れが集中して壊れやすいため、小口止工とすりつけ工で保護します。低水護岸では、天端の裏側が流水で回り込んで洗掘されないよう天端工・天端保護工を設けます。
このように「法面は法覆工、足元は基礎工、河床は根固工、端部は小口止工」と役割を対応させて覚えると、選択肢の入替えに惑わされません。
(根拠:護岸の構造に関する一般的な設計・施工の考え方によります)
他の選択肢が不適切な理由
「法覆工は、河床の洗掘を防ぐために河床に設ける工である。」は誤りで、それは根固工の役割です。法覆工は法面を覆う工です。
「根固工は、堤防の法面を流水から保護する工である。」も誤りで、法面を保護するのは法覆工です。
「小口止工は、護岸の中央部に設けて表面を保護する工である。」も誤りで、小口止工は護岸の上下流の端部に設けます。
護岸は複数の工の組合せでできており、それぞれ守る場所が決まっています。上から順に整理すると理解しやすくなります。
法覆工は、堤防や河岸の法面そのものを覆って流水から守る、護岸の主役にあたる部分です。その法覆工を下から支え、河床側からの洗掘によって足元がすくわれないようにするのが基礎工(法留工)です。護岸が壊れるときは、まず足元の土砂が流されて基礎が浮き、そこから法覆工が崩れていくため、基礎工が受け持つ役割は非常に重要です。
その基礎工の前面の河床をさらに守るのが根固工で、河床の洗掘そのものを抑えます。護岸の上下流の端部は流れが集中して壊れやすいため、小口止工とすりつけ工で保護します。低水護岸では、天端の裏側が流水で回り込んで洗掘されないよう天端工・天端保護工を設けます。
このように「法面は法覆工、足元は基礎工、河床は根固工、端部は小口止工」と役割を対応させて覚えると、選択肢の入替えに惑わされません。
(根拠:護岸の構造に関する一般的な設計・施工の考え方によります)
他の選択肢が不適切な理由
「法覆工は、河床の洗掘を防ぐために河床に設ける工である。」は誤りで、それは根固工の役割です。法覆工は法面を覆う工です。
「根固工は、堤防の法面を流水から保護する工である。」も誤りで、法面を保護するのは法覆工です。
「小口止工は、護岸の中央部に設けて表面を保護する工である。」も誤りで、小口止工は護岸の上下流の端部に設けます。