混和材料に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
- ①混和剤は使用量が多く、その体積を配合計算に算入する材料である。
- ②混和材は使用量が少なく、その体積を配合計算には算入しない材料である。
- ③混和材は使用量が比較的多く、その体積を配合計算に算入する材料である。
- ④混和剤と混和材は、いずれも体積を配合計算に算入しない材料である。
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コンクリートの性質を改善するために、セメント・水・骨材のほかに加える材料を混和材料といいます。これは使用量によって二つに分けられます。
混和剤は、セメント質量の数パーセント以下というごくわずかな量で効果を発揮する薬品的な材料です。量が少ないため、コンクリートの体積にはほとんど影響せず、配合計算では体積として扱いません。AE剤、減水剤、AE減水剤、高性能AE減水剤、流動化剤などがこれにあたります。
混和材は、比較的多量に用いる粉体の材料で、加えた分だけコンクリートの体積が変わります。そのため、配合計算では必ず体積として算入します。フライアッシュ、高炉スラグ微粉末、シリカフューム、膨張材などがこれにあたります。
字が似ていて紛らわしいのですが、「剤」は薬、「材」は材料と考えると区別しやすくなります。薬はほんの少しで効くので体積に数えず、材料はかさばるので体積に数える、という理解です。
(根拠:コンクリート標準示方書 施工編によります)
他の選択肢が不適切な理由
「混和剤は使用量が多く、その体積を配合計算に算入する材料である。」は、混和材の説明になっているため誤りです。
「混和材は使用量が少なく、その体積を配合計算には算入しない材料である。」は、混和剤の説明になっているため誤りです。
「混和剤と混和材は、いずれも体積を配合計算に算入しない材料である。」は、混和材については体積を算入するため誤りです。