2026年版・2-11

養生・打継目・型枠及び支保工の一問一答

1級土木施工管理技士「土木一般」から、養生・打継目・型枠及び支保工に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問12-11

コンクリートの養生の目的に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

  • ①硬化に必要な水分を逃がさず、コンクリート中に保つこと。
  • ②表面を早く乾燥させ、硬化を速やかに進行させること。
  • ③コンクリートを、硬化に適した温度に保つようにすること。
  • ④振動や衝撃、荷重などの有害な作用から保護すること。
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正解 ②表面を早く乾燥させ、硬化を速やかに進行させること。
解説
コンクリートが固まって強くなるのは、セメントが水と反応するからです。ここを押さえると、養生の目的はおのずと理解できます。
反応の相手である水がなくなってしまえば、反応はそこで止まります。表面が早く乾くと、その部分のセメントは反応しきれないまま残り、強度も緻密さも得られません。しかも、内部との収縮の差でひび割れが生じます。したがって、乾燥させることは養生の目的とはまったく逆であり、避けるべきことです。
養生の目的は三つに整理できます。第一に、硬化に必要な水分を逃がさず保つこと。散水、湛水、湿布やシートによる覆い、膜養生剤の散布などがこのための方法です。第二に、硬化に適した温度に保つこと。温度が低すぎれば反応が進まず、寒中では凍結の危険もあります。第三に、まだ弱いコンクリートを、振動・衝撃・荷重・急激な温度変化・乾燥風といった有害な作用から守ることです。
この三つは、打込み後の若いコンクリートを「乾かさない、冷やさない、いじめない」と覚えると忘れにくくなります。
(根拠:コンクリート標準示方書 施工編によります)

他の選択肢が不適切な理由
「硬化に必要な水分を逃がさず、コンクリート中に保つこと。」は、水和反応を続けさせるための目的であり適当です。
「コンクリートを、硬化に適した温度に保つようにすること。」は、反応の速度を確保するための目的であり適当です。
「振動や衝撃、荷重などの有害な作用から保護すること。」は、若いコンクリートを守る目的であり適当です。
問22-11

日平均気温15℃以上の場合における湿潤養生期間の標準に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

  • ①普通ポルトランドセメントを用いる場合は、5日を標準とする。
  • ②普通ポルトランドセメントを用いる場合は、3日を標準とする。
  • ③早強ポルトランドセメントを用いる場合は、7日を標準とする。
  • ④混合セメントB種を用いる場合は、3日を標準とすればよい。
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正解 ①普通ポルトランドセメントを用いる場合は、5日を標準とする。
解説
湿潤養生とは、コンクリートの表面が乾かないよう水分を保ち続けることです。必要な日数は、セメントの種類と気温によって変わります。
日平均気温15℃以上の場合、標準となる日数は、早強ポルトランドセメントが3日、普通ポルトランドセメントが5日、混合セメントB種が7日です。この順番には理由があります。早強は反応が速いので短くて済み、混合セメントは初期の反応が遅く、しかも乾くと反応が止まってしまう性質があるため、最も長く必要になります。
気温が下がると反応も遅くなるので、日数は延びます。日平均気温10℃以上では、それぞれ4日・7日・9日、5℃以上では5日・9日・12日が標準です。
数字が多くて覚えにくいのですが、「早強<普通<混合セメントB種」という大小関係と、「気温が下がるほど長くなる」という向きさえ押さえておけば、選択肢の中から明らかにおかしいものを外せます。実務でも、養生期間を短く切り上げることは、表面付近の緻密さを失わせ、中性化や塩害を早める最大の原因になります。
(根拠:コンクリート標準示方書 施工編によります)

他の選択肢が不適切な理由
「普通ポルトランドセメントを用いる場合は、3日を標準とする。」は、3日が早強の場合の日数であるため誤りです。
「早強ポルトランドセメントを用いる場合は、7日を標準とする。」は、7日が混合セメントB種の場合の日数であるため誤りです。
「混合セメントB種を用いる場合は、3日を標準とすればよい。」は、混合セメントB種が最も長い7日を要するため誤りです。
問32-11

コンクリートの養生の方法に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

  • ①膜養生剤は、ブリーディング水が消えた後に均一に散布する。
  • ②膜養生剤は、打継目となる面や鉄筋には付着させないようにする。
  • ③寒中では、給熱養生の終了直後に外気で急冷させるのがよい。
  • ④湛水や散水による養生は、表面を湿潤に保つのに有効である。
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正解 ③寒中では、給熱養生の終了直後に外気で急冷させるのがよい。
解説
養生の方法は、表面から水を逃がさないための方法と、温度を確保するための方法に分けられます。
水分を保つ方法としては、散水や湛水、湿った布やシートで覆う方法、そして膜養生剤を散布して表面に薄い膜をつくる方法があります。膜養生剤は、水を撒き続けられない場所で有効ですが、使い方に注意が要ります。ブリーディング水が残っているうちに散布すると膜がうまくできないため、水が消えた後に、むらなく均一に散布します。また、打継目となる面や鉄筋に付いてしまうと、次に打つコンクリートとの付着を妨げるため、付着させてはいけません。
温度を確保する方法としては、寒中コンクリートで用いる給熱養生があります。ここで大切なのが、養生を終えるときの扱いです。温められていたコンクリートを急に外気にさらすと、表面だけが急激に冷えて縮み、内部との温度差から表面にひび割れが生じます。したがって、養生の終わりには、囲いを少しずつ開けるなどして、徐々に外気の温度になじませていく必要があります。
(根拠:コンクリート標準示方書 施工編によります)

他の選択肢が不適切な理由
「膜養生剤は、ブリーディング水が消えた後に均一に散布する。」は、膜を確実に形成させるための手順であり適当です。
「膜養生剤は、打継目となる面や鉄筋には付着させないようにする。」は、付着を妨げないための注意であり適当です。
「湛水や散水による養生は、表面を湿潤に保つのに有効である。」は、湿潤養生の代表的な方法であり適当です。
問42-11

コンクリートの水平打継目の処理に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

  • ①既設コンクリートの表面のレイタンスを取り除いておく。
  • ②打継面は十分に吸水させ、たまった水は取り除いておく。
  • ③打継面は、目荒しをして粗な状態に仕上げるようにする。
  • ④打継面は、乾燥させたまま次のコンクリートを打ち込む。
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正解 ④打継面は、乾燥させたまま次のコンクリートを打ち込む。
解説
打継目は、新旧のコンクリートが接する面であり、構造物の中で最も弱くなりやすい場所です。ここを一体化させるための処理が水平打継目の処理です。
まず取り除くべきは、レイタンスです。これは、ブリーディングによって表面に浮き出た微細な粒子がつくる、強度のほとんどない薄い層です。この上に打ち重ねても、レイタンスごと剥がれてしまいます。あわせて、品質の悪い部分や緩んだ骨材も除去します。処理には、ワイヤブラシや高圧の水を用います。
次に、表面を粗な状態に仕上げます。凹凸があるほど、新しいコンクリートがかみ合って付着が高まるためです。
そして、打継面は十分に吸水させて湿潤な状態にします。乾いた面に打ち継ぐと、既設のコンクリートが新しいコンクリートの水分を吸い取ってしまい、境目の部分だけ水分が不足して、締固めも行き渡らず、強度の低い層ができてしまうからです。ただし、面に水がたまったままでは、その水が水セメント比を大きくしてしまうため、余分な水は取り除いてから打ち込むようにします。
(根拠:コンクリート標準示方書 施工編によります)

他の選択肢が不適切な理由
「既設コンクリートの表面のレイタンスを取り除いておく。」は、ぜい弱な層を残さないための処理であり適当です。
「打継面は十分に吸水させ、たまった水は取り除いておく。」は、水分を奪われず余分な水も残さない状態にするため適当です。
「打継面は、目荒しをして粗な状態に仕上げるようにする。」は、かみ合いによる付着を高めるため適当です。
問52-11

コンクリートの打継目の位置および鉛直打継目に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

  • ①打継目は、できるだけせん断力の小さい位置に設けるようにする。
  • ②打継目は、せん断力が最も大きい位置に設けるのが原則である。
  • ③打継目は、部材の圧縮力を受ける方向と直角になるように設ける。
  • ④鉛直打継目では、打継面の型枠を強固に締めておくようにする。
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正解 ②打継目は、せん断力が最も大きい位置に設けるのが原則である。
解説
打継目は、どれほど丁寧に処理しても、一体に打ち込んだ部分にはかないません。ですから、そもそもどこに設けるかという計画が重要になります。
基本の考え方は、「打継目が弱いのは、面に沿ってずれる力に対してである」という点です。面に沿ってずれる力がせん断力ですから、打継目はできるだけせん断力の小さい位置に設けます。たとえば単純ばりであれば、せん断力が小さいのは中央付近です。
また、打継面は部材の圧縮力を受ける方向と直角になるように設けます。こうすると、打継面は押し付けられる向きに力を受けることになり、密着が保たれて弱点になりにくいためです。
鉛直打継目は、水平打継目より条件が厳しくなります。既設のコンクリート面をワイヤブラシなどで粗にしたうえで、セメントペーストやモルタルを塗ってから新しいコンクリートを打ち込むこととします。さらに、打継面の型枠を強固に締め付けておくことも必要です。締付けが緩いと、そこからセメントペーストが漏れ出し、打継目の部分が粗骨材だけの弱い層になってしまいます。
(根拠:コンクリート標準示方書 施工編によります)

他の選択肢が不適切な理由
「打継目は、できるだけせん断力の小さい位置に設けるようにする。」は、打継目の弱点を避ける基本の考え方であり適当です。
「打継目は、部材の圧縮力を受ける方向と直角になるように設ける。」は、打継面を密着させるための考え方であり適当です。
「鉛直打継目では、打継面の型枠を強固に締めておくようにする。」は、ペーストの漏出を防ぐため適当です。
問62-11

型枠に作用するコンクリートの側圧に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

  • ①コンクリートの打上がり速度が大きいほど、側圧は大きくなる。
  • ②コンクリートの温度が低いほど、側圧は大きくなる傾向がある。
  • ③コンクリートの単位容積質量が小さいほど、側圧は大きくなる。
  • ④コンクリートのスランプが大きいほど、側圧は大きくなる。
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正解 ③コンクリートの単位容積質量が小さいほど、側圧は大きくなる。
解説
側圧とは、まだ固まっていないコンクリートが型枠を外側へ押し広げようとする力です。液体に近い状態のコンクリートほど、水と同じように深さに応じた圧力を型枠に伝えます。逆に、固まり始めて自立できるようになると、側圧は小さくなります。この理解が、すべての判断の出発点になります。
打上がり速度が大きいほど、下のコンクリートが固まらないうちに上へ積み上がるため、液体として働く高さが大きくなり、側圧は大きくなります。
温度が低いほど、水和反応が遅く、いつまでも軟らかいままなので、やはり側圧は大きくなります。
スランプが大きいほど軟らかく、より液体に近いふるまいをするため、側圧は大きくなります。
そして、単位容積質量は、コンクリートそのものの重さです。液体の圧力は密度に比例しますから、重いほど側圧は大きく、軽いほど小さくなります。小さいほど大きくなるという関係は成り立ちません。
このほか、締固めを強く行うほど、また部材の断面が大きいほど側圧は大きくなります。
(根拠:コンクリート標準示方書 施工編によります)

他の選択肢が不適切な理由
「コンクリートの打上がり速度が大きいほど、側圧は大きくなる。」は、液体として働く高さが増すため適当です。
「コンクリートの温度が低いほど、側圧は大きくなる傾向がある。」は、硬化が遅れて軟らかい状態が続くため適当です。
「コンクリートのスランプが大きいほど、側圧は大きくなる。」は、より液体に近いふるまいをするため適当です。
問72-11

型枠および支保工の取外しに関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

  • ①取外しは、比較的荷重を受けない部分を先に行うようにする。
  • ②取外しの時期は、気温にかかわらず打込み後の日数で決める。
  • ③スラブや梁の底面の型枠は、側面の型枠より後に取り外す。
  • ④取外しの時期は、コンクリートの圧縮強度を確かめて判断する。
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正解 ②取外しの時期は、気温にかかわらず打込み後の日数で決める。
解説
型枠と支保工は、コンクリートが自分の重さと作業荷重を支えられるようになるまで、その代わりを務めています。したがって、外してよい時期は「コンクリートがどれだけ強くなったか」で決まります。
強度の発現は気温に大きく左右されます。同じ日数が経っていても、夏と冬ではまったく違う強度になります。ですから、日数だけで判断してはいけません。現場で養生した供試体の圧縮強度試験や、非破壊試験によって、実際の強度を確かめて判断します。
取り外す順序にも決まりがあります。まず、比較的荷重を受けていない部分、すなわち柱や壁、梁の側面の型枠を先に外します。これらは自重を支えていないため、早く外しても構造上の問題が生じにくいからです。スラブや梁の底面の型枠と支保工は、そこにかかる荷重をすべて受け持っているので、最後に外します。
示方書には、取外し時に必要な圧縮強度の目安が示されており、厚い部材の鉛直に近い面では3.5N/mm²、薄い部材の鉛直に近い面では5.0N/mm²、スラブや梁の底面では14.0N/mm²とされています。支える役割が大きい部分ほど、高い強度が必要になるという関係です。
(根拠:コンクリート標準示方書 施工編によります)

他の選択肢が不適切な理由
「取外しは、比較的荷重を受けない部分を先に行うようにする。」は、定められた取外しの順序どおりであり適当です。
「スラブや梁の底面の型枠は、側面の型枠より後に取り外す。」は、荷重を支える部分を後にするため適当です。
「取外しの時期は、コンクリートの圧縮強度を確かめて判断する。」は、強度の発現を直接確かめる方法であり適当です。
問82-11

労働安全衛生規則に定めるパイプサポートを支柱として用いる型枠支保工に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

  • ①パイプサポートは、3本以上継いで用いてはならないとされている。
  • ②パイプサポートは、5本まで継いで用いてよいこととされている。
  • ③パイプサポートを継ぐときは、2以上のボルトを用いれば足りる。
  • ④支柱の高さが3.5mを超えるときも、水平つなぎは不要とされる。
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正解 ①パイプサポートは、3本以上継いで用いてはならないとされている。
解説
型枠支保工は、まだ強度の出ていないコンクリートとその型枠、そして作業員の重さをすべて支える仮設構造物です。これが崩れれば、打込み中のコンクリートと作業員が一度に落下するという重大災害になります。そのため、労働安全衛生規則が細かく構造を定めています。
パイプサポートを支柱として用いる場合の主な定めは三つです。第一に、パイプサポートを3本以上継いで用いないこと。継ぎ目が増えるほど接合部で折れ曲がりやすくなり、座屈しやすくなるためです。第二に、パイプサポートを継いで用いるときは、4以上のボルトまたは専用の金具を用いて継ぐこと。少ない本数では、継ぎ目が回転して力を伝えられません。第三に、支柱の高さが3.5mを超えるときは、高さ2m以内ごとに水平つなぎを2方向に設け、かつ水平つなぎの変位を防止すること。
いずれも、細長い柱が横に振れて座屈するのを防ぐための規定です。細長いものほど折れやすいという構造の原理を、寸法と本数で具体的に定めていると理解すると、数値も覚えやすくなります。
(根拠:労働安全衛生規則第242条によります)

他の選択肢が不適切な理由
「パイプサポートは、5本まで継いで用いてよいこととされている。」は、3本以上継いで用いてはならないと定められているため誤りです。
「パイプサポートを継ぐときは、2以上のボルトを用いれば足りる。」は、4以上のボルトまたは専用の金具が必要であるため誤りです。
「支柱の高さが3.5mを超えるときも、水平つなぎは不要とされる。」は、高さ2m以内ごとに2方向の水平つなぎが必要であるため誤りです。
問92-11

型枠および支保工の設計と施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

  • ①支保工は、コンクリートの自重と作業時の荷重を考えて設計する。
  • ②支保工の基礎は、沈下しないよう地盤の支持力を確かめておく。
  • ③型枠は、締付け金物などにより所定の断面が保てるようにする。
  • ④支保工の沈下は、打込みが終わるまで点検する必要はないとする。
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正解 ④支保工の沈下は、打込みが終わるまで点検する必要はないとする。
解説
型枠と支保工の役割は、コンクリートが自立できるようになるまで、その形と重さを保つことです。したがって、設計では、コンクリートの自重、型枠自体の重さ、作業員や機械などの作業荷重、そして打込み時の衝撃や側圧をすべて見込みます。
見落とされがちなのが、支保工の足元です。支保工がどれほど丈夫でも、それを支える地盤が沈めば、上のコンクリートも一緒に沈み、部材の形が狂ったりひび割れが生じたりします。特に、盛土の上や埋戻し部に支保工を建てる場合は、あらかじめ地盤の支持力を確かめ、敷板や地盤改良で沈下を防ぎます。
型枠は、コンクリートの側圧で押し広げられて断面が変わらないよう、セパレータや締付け金物で所定の間隔を保ちます。
そして、打込みの最中こそ、支保工に最も大きな荷重がかかる時間帯です。この間、支保工の沈下や変形、締付けの緩みがないかを継続して点検し、異常があれば直ちに作業を止めて補強しなければなりません。点検を打込み後に回すという考え方は、事故が起きてから確認することと同じです。
(根拠:コンクリート標準示方書 施工編および労働安全衛生規則の型枠支保工に関する規定によります)

他の選択肢が不適切な理由
「支保工は、コンクリートの自重と作業時の荷重を考えて設計する。」は、設計で見込むべき荷重どおりであり適当です。
「支保工の基礎は、沈下しないよう地盤の支持力を確かめておく。」は、足元の沈下を防ぐために必要であり適当です。
「型枠は、締付け金物などにより所定の断面が保てるようにする。」は、側圧による変形を防ぐため適当です。
問102-11

日平均気温が8℃の条件下で、混合セメントB種を用いたコンクリートの湿潤養生期間の標準として適当なものはどれか。

  • ①5日
  • ②7日
  • ③12日
  • ④9日
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正解 ③12日
解説
湿潤養生期間の標準は、日平均気温の区分とセメントの種類の組合せで決まります。区分は、15℃以上、10℃以上、5℃以上の三段階です。
日平均気温が8℃という条件は、10℃には届かないものの5℃は超えていますから、「5℃以上」の区分に当たります。ここを「10℃以上」と読み違えると、答えがひとつずれてしまいます。区分は「◯℃以上」という形で定められているため、実際の気温がどの区分に入るかを丁寧に判断することが大切です。
区分ごとの標準日数を、早強ポルトランドセメント・普通ポルトランドセメント・混合セメントB種の順に並べると、15℃以上では3日・5日・7日、10℃以上では4日・7日・9日、5℃以上では5日・9日・12日となります。
本問は5℃以上の区分で混合セメントB種を用いる場合ですから、標準は12日です。
気温が下がるほど、またセメントの初期の反応が遅いものほど日数が長くなる、という関係を押さえておけば、表を丸暗記しなくても値の見当がつきます。混合セメントB種は乾燥すると反応が止まってしまう性質があるため、どの区分でも最も長い養生を必要とします。
(根拠:コンクリート標準示方書 施工編によります)

他の選択肢が不適切な理由
「5日」は、15℃以上で普通ポルトランドセメントを用いる場合などの日数であり誤りです。
「7日」は、15℃以上で混合セメントB種を用いる場合の日数であり誤りです。
「9日」は、10℃以上で混合セメントB種を用いる場合の日数であり誤りです。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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